2013年09月02日
本年、屋久島は世界自然遺産登録20周年を迎えることから、ヤクスギなどの原生的な森林が観賞できる白谷雲水峡において、名前がついていない樹木や根株に名前を付けることで、一般の方々に樹木や森林への親しみを深めていただき、屋久島の貴重な自然を未来へつないでいくことの重要性を理解していただくことを目的として、下記により樹名(愛称)を募集しますのでお知らせします。
応募資格 : | 平成25年9月1日~平成25年9月30日の間に白谷雲水峡を訪れた方 |
応募期間 : | 平成25年9月1日~平成25年9月30日の1ヶ月 |
応募方法 : | 白谷雲水峡入口の管理棟に設置の投票用紙に一人一枚限りで樹名等(愛称)を記入のうえ、投票箱に直接投函する(郵送は受け付けない) |
対象木 : | 白谷雲水峡にある全部で4箇所の無名木(場所は投票用紙裏に記載) |
主催(共催): | 屋久島森林生態系保全センター、屋久島森林管理署、屋久島レクリエーションの森保護管理協議会、財団法人 屋久島環境文化財団 |
※樹名(愛称)の取り扱い
・決定した樹名(愛称)は現地に標示します。
・主催(共催)者の印刷物やWEBサイト、出版物等に無償で掲載することがあります。
・投票用紙に記載される個人情報は、本イベントにのみ使用し、他の用途に利用しません。
・当選名は命名式典で発表します。当選者の式典参加は実費とします。(式典に参加できない場合は、命名証等を郵送します)
樹名(愛称)をつけてほしい木々たちの声が届いています
~「千年?経っても無名です あなたの名前でデビューしたい」~
『私は、白谷小屋入口に鎮座しています。頭上には、まだまだ幼い、身長約18mの杉が生命をつないでいます。最近では私のお腹(空洞)をのぞかれ、写真に撮られるので少々気恥ずかしいです!』
『私たちは、親の背中をゆりかごに大きく育った2代目のスギです。どれくらいの年月を経ているのか定かではありませんが、私たちには多くの木々たちが生活しています。これからもずっと見守って下さい。』
『この地に根をおろして相当長い時間がたちました。その昔、落雷にあいびっくりしました。お腹の中(空洞)は今もその名残で黒くこげていますが、これからも一生懸命生き続けたいと思います。』
『太鼓岩からお帰りの方には、私は奇妙な姿に見えることでしょう。体には、ヤマグルマの木がタコのように足を絡めているんです。でも、私の横顔はまた、違った趣があると思います。』
ヤクスギたちの名付け親になりたい方はぜひ白谷雲水峡へお越し下さい。
2013年08月16日
本日午後1:00現在の白谷雲水峡の気温は約26℃で、天候は晴れですが時々にわか雨が降ったりもしています。
白谷雲水峡の沢付近には様々な動植物たちが生息しています。
現在ではキセキレイと呼ばれる野鳥がエサを探しに来ている様子が見られます。
尾羽が長くスマートなその姿はセキレイ(背がすらっとして綺麗)の名の由来になっています。
2013年08月02日
本日午後2:00現在の白谷雲水峡の気温は約29℃で天候は快晴、非常に暑い一日となっています。
夏らしい暑い日が続いていますが、沢付近の日陰では自然のクーラーが作り出す、ひんやりとした澄んだ空気が登山の疲れを癒してくれます。
また、そのような沢を住処にしている昆虫もおり、ヤクシマトゲオトンボもその一つです。
あまり長い距離を飛ばないため、ふわふわとゆっくり飛んでは休憩している姿が見られます。
時には人の肩や服の上に止まる事もあるので、休憩時にはよく観察してみるのも良いかもしれません。
2013年07月26日
本日午後1:00現在の白谷雲水峡の気温は約27℃で天候は曇り、風も吹き始め雲も濃くなってきましたので一雨降るかもしれません。雨具を忘れずに携行して下さい。
白谷雲水峡の夏を代表する野鳥の一つにキビタキが挙げられます。
夏の暑い中でも、森の中を元気よく飛んでいる姿が見られます。
鳴き方が非常に豊富で「ヒッ、ヒッ」と短く鳴く事もあれば、「ヒロロロ・・・」 と鳴く事もあります。
森の緑の中では黄色い羽毛はよく映えるので、注意深く観察すれば枝で一休みしているキビタキを見つけられるかもしれません。
2013年07月19日
本日午前11:00現在の白谷雲水峡の気温は約26℃、天候は朝方の快晴が嘘のように曇り始め、今にも降りだしそうな曇り空となっています。
白谷雲水峡で見られる哺乳類といえばサル・シカが大半で、それ以外の哺乳動物についてはあまり見る機会がありません。
その貴重な哺乳動物の一つであるコイタチが白谷雲水峡管理棟の物置小屋に入り込み、その可愛らしい姿を私達の前に見せてくれました。
運がよければ山中でも出会うことがありますので、散策の際にはよく探してみてください。