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渡り鳥マミチャジナイの飛来

本日13:30頃の白谷雲水峡の気温は約10℃で、天候は晴れ時々曇りとなっています。

離島である屋久島は海を越えて移動する渡り鳥たちにとって、大切な羽休めの場所でもあります。
最近ではマミチャジナイと呼ばれる渡り鳥たちが、白谷雲水峡の森を飛翔する姿が見られます。
屋久島でしばらく休養した後、さらに南を目指して飛び立っていきます。

マミチャジナイ

マミチャジナイ2
(シロハラやアカハラと似ていますが、頭や目の周りの模様に特徴があります。)


寒い季節に見られる花、ヒロハノミミズバイ

本日15:00現在の白谷雲水峡の気温は約11℃で天候は曇りとなっています。

寒い日が続き、管理棟でもストーブが手放せない季節がやってきました。
落葉樹たちも葉を落とし始め、山の景色も変わってきました。
年間を通して緑の葉をつける常緑樹のヒロハノミミズバイは、寒いこの時期に花をつけます。
枝の脇に白い花をつけるその姿は、真冬の樹氷のようでとても美しいです。

ヒロハノミミズバイ1

ヒロハノミミズバイ2

ヒロハノミミズバイ3
(今年は当たり年なのか特にたくさんの花をつけています。)


太鼓岩からの眺望

本日15:00現在の白谷雲水峡の気温は約11℃で、天候は晴れとなっています。

今週に入って一気に冷え込み肌寒い日が続いています。
標高1000mを越える太鼓岩頂上の風は身を切るような寒さですが、美しい景観とともに山の木々たちが衣替えをしている様子が見られます。

太鼓岩からの眺望

太鼓岩からの眺望2

太鼓岩からの眺望3
(まだ紅葉を残しているものも見られます)

太鼓岩からの眺望4
(辛い登りの後には神々しい屋久島の奥岳が見られます)


第20回屋久島ツーデーマーチ開催!

 11月9日と10日の2日間「屋久島ツーデーマーチ」が開催されます。
 屋久島が世界自然遺産登録されてから行われており、今年でちょうど20回目を迎えます。 
 屋久島の自然・文化と親しみながら歩くことで、屋久島の美しさと魅力を堪能していただければ幸いです。 

ツーデーマーチ1ツーデーマーチ2

ツーデーマーチ3ツーデーマーチ4

ツーデーマーチ5ツーデーマーチ6


無名ヤクスギの愛称決定のお知らせ

屋久島世界自然遺産登録20周年記念イベント

白谷雲水峡4ヶ所の無名ヤクスギの愛称決定!!

屋久島森林生態系保全センターが命名式を開催!!

~ 「千年?経っても無名です あなたの名前でデビューします。」 ~

 屋久島世界自然遺産登録20周年記念事業の一環として、9月に白谷雲水峡で行った4ヶ所の無名ヤクスギの愛称募集(9/2レク森HPで紹介、屋久島森林生態系保全センター、屋久島森林管理署、公益財団法人屋久島環境文化財団、屋久島レクリエーションの森保護管理協議会の4者共催)の結果189人の応募がありました。10月8日行われた選考委員会で4ヶ所全ての愛称が次のとおり決定しました。屋久島町宮之浦にある屋久島森林生態系保全センターで10月26日命名式があり、愛称名、命名者、命名の理由を記載した看板の除幕と、命名者への命名証の贈呈が行われました。

写真① 白谷小屋入口に鎮座している大きな空洞のあるヤクスギの根株。

シカの宿
シカの宿看板

写真② 苔むす森と辻峠の中間辺りにあって、隣り合った2本の朽ちた親木の切り株から育った2本のヤクスギ。

武家杉・公家杉
武家杉・公家杉看板

写真③ 辻峠の近くにあって、落雷で黒く焦げた空洞があるヤクスギ。

かみなりおんじ
かみなりおんじ看板

写真④ 太鼓岩から復路コースの辻峠から30m程近くにあって、見る角度によっては、女性の曲線美を思わせるヤクスギ。

女神杉
女神杉看板

10月26日に行われた命名式の様子

命名式1
(除幕の瞬間。無名のヤクスギに新たな命が吹き込まれた瞬間でもあります。)

命名式2
(名付けの理由とヤクスギへの思いを語る最年少の酒井拓くん)

命名式3
(それぞれ名をつけたヤクスギ達と集合写真。新たな名前と共に屋久島の美しい森を守っていきたいと思います。)