記事の一覧

紅い実が福を呼ぶ、センリョウ(千両)の実

ここ一週間の平均気温が約9.7度と冷え込み、山の木々たちも徐々にその姿を変え始め、白谷雲水峡もこのまま冬の季節へと移っていくようです。
その様な気候の中、道脇に一際目立つ紅い実をつけた植物がよく見られます。
これはセンリョウ(千両)と呼ばれ、その美しさと名前から正月の縁起物とされています。
また人との係わり合いも古く、冬の季語として俳句などにも登場します。

senryou

senryou2
(弥生杉コースには倒木の上に着生した多数のセンリョウが見られます) 


白谷雲水峡「森林教室」のご紹介

10月25日白谷雲水峡にて森林教室が行われ、一湊小学校全校生徒57名が参加されました。
天候にも恵まれ登山日和の中、 白谷雲水峡入口から太鼓岩まで往復約6kmの道のりをケガもなく無事に歩くことができました。
自然の学び舎で教わった事を忘れることなく、これからもすくすくと元気に育ってほしいと思います。

sinrinkyousitu kaikaisiki
(朝の気温は12℃で少し寒い中開会式が行われました)

sinrinkyousitu ooiwa
(憩いの大岩も楽々と踏破)

shinrinkyousitu nanakamado
(真剣な眼差しで実ったナナカマドの説明を受ける子供達)

sinrinkyousitu mominoki
(道中にあるモミの木の大木。見上げても上部は良く見えず)

sinrinkyousitu kokemusumori
(苔むす森にて山岳ガイドより説明を受ける子供達)

sinrinkyousitu syougousyasin
(最後まで笑顔。お疲れ様でした)


水面に揺れる秋の景色

十月も終わりに差し掛かり、白谷雲水峡もここ一週間の平均気温が約15℃と肌寒くなってきました。
太鼓岩往復コースにある渡渉点の沢には黄葉したハリギリなどが水面に浮かび、秋の深まりを感じさせてくれます。

kusukawahodoutosyouten

kusukawahodoutosyouten2

kusukawahodoutosyouten3


ひらりひらりと散るサザンカ

白谷雲水峡ではサザンカが見ごろを迎えています。
ツバキの仲間であるサザンカですが花全体がぽとりと落ちるツバキに対し、サザンカは花びらが一枚ずつひらりひらりと落ちていくのが特徴です。

※台風が接近しています。天候をよく確認して無理のないゆとりを持った登山計画を立てましょう。 

sazanka

sazanka2
(道脇に落ちたサザンカの花びら)


霧に包まれたさつき吊橋の風景

今日の白谷雲水峡は気温が18℃、天候は曇りで深めの霧に包まれています。
霧の中の白谷雲水峡は神秘的な雰囲気を醸し出し、訪れるものを幽玄の世界へと誘ってくれます。
現在さつき吊橋からは赤く実ったナナカマドなどが観賞できます。
中央の岩にはヤクシマザルの群れがくつろいでいるのがわかるでしょうか?

※普段より視界が狭いので歩かれる際はご注意下さい。

satukituribasi

yakushimazarunomure