2013年02月28日
本日午後2:00の白谷雲水峡の気温は13℃、天候は快晴で絶好の登山日和となっています。
屋久島を代表する植物としてスギがあげられますが、そのスギも花をつけ始め次の世代へと命を繋ぐ準備をしています。
スギは高く成長するため花を近くで見るのは難しいのですが、太鼓岩の頂上に根を下ろすものはまだ小ぶりなので良く観察することが出来ます。
360°パノラマの絶景とともに見る自然の営みは、生命の美しさをより強く感じさせてくれます。
2013年02月22日
本日の白谷雲水峡の気温は午後1:00現在で約6℃、つい先ほどから弱い雨が降り始めました。
白谷雲水峡にある3つのコースの中で最も短い『弥生杉コース』ですが、よく観察しながら歩いていると様々な動植物に巡り合えます。
中でもナギと呼ばれる植物は、チューリップなどの園芸種のような平行脈の葉を持ちながら、マツ目に属する珍しい針葉樹です。
 気根杉の付近に若木がまとまって生えているのが見られ、堅い葉のおかげか鹿もあまり好んでは食べないため食害をまぬがれています。
2013年02月15日
本日12:00の白谷雲水峡の気温は約9℃、天候は先ほどまで降っていた雨が止み曇りとなっていますが、風向きによっては濃い霧に包まれることもあるのでご注意ください。
現在、憩いの大岩の手前にある小さな橋からは、実をつけたノリウツギを観賞することができます。
 小さくVサインをしているかのように見える実をたくさんつけているので、とても可愛らしいです。
 白い花は、通常の花とは違い果実や種子を形成することが無い装飾花で、長い間落ちることなく残っています。
2013年02月07日
本日11:00の白谷雲水峡の気温は約7℃、天候は曇りで肌寒い少し強めの風が吹いています。
白谷雲水峡入口にある管理棟の前には白谷川が流れていますが、たまにそこを流れていく薄紅色の花を見かけることがあります。
これは屋久島でリンゴツバキと呼ばれる植物の花で、白谷雲水峡では比較的よく見られます。
その一際目立つ鮮やかな薄紅色で登山客の目を楽しませてくれています。