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白谷雲水峡随一の美丈夫、ルリビタキ

本日16:00の白谷雲水峡の気温は約7℃で、午前中は晴れていましたが、昼からは曇りの天気となっています。

白谷雲水峡で観られる様々な野鳥たち。
中でも一際美しい姿を持つのが「ルリビタキ」と呼ばれる野鳥です。
その名の通り瑠璃色の羽毛を持っており、苔の緑とのコントラストは白谷雲水峡ならではの美しさです。
また瑠璃色の姿はオスのみで、メスは地味な色合いをしています。

ルリビタキ2

ルリビタキ1


三本足の巨人、三本足杉

本日13:30の白谷雲水峡の気温は約11℃で、午前中は綺麗に晴れていましたが、午後からは曇りの天気となっています。

白谷雲水峡の中でも沢が多く、高低差もあり比較的厳しい奉行杉コースですが、その道中では様々な著名木との出会いが待っています。
中でも三本足杉と呼ばれる巨樹は、その名の如く三本の足でその巨体を支えています。
なぜこのような不思議な姿をしているかは定かではありませんが、倒木や転石の上に発芽したスギが長い年月をかけて成長した後、強い浸食を受けて倒木や転石のみが流失し今の姿になったのではないかといわれています。

三本足杉
(約25mの巨体はまさに三本足の巨人そのものです。)

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(近くで見ると三本の足はとても太く、このおかげで強い侵食にも耐えることが出来たのではないかと思います。)

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(三本足杉の目の前にある沢は、沢の多い奉行杉コースの中でも特に滑りやすいので注意して渡ってください。)


太鼓岩からの眺望

本日15:00の白谷雲水峡の気温は約9℃で、晴れの天気となっています。
白谷雲水峡に積もっていた雪もそのほとんどが解けましたが、週末からまた天気が悪くなるとの予報ですので、引き続き天候の変化には十分御注意下さい。

今日のような雲ひとつない快晴はとても久しぶりに思います。
太鼓岩からの眺望も冬の澄んだ空気と好天のおかげで奥岳の神々しい姿が見られました。
北海道と同じ寒さと言われる奥岳は未だ積雪が見られ、遠くから眺める分には申し分ない美しさですが、実際歩くとなると過酷な登山が待っています。
軽装で縦走されようとする方がおられますが、大変危険ですので十分な装備と入念な計画の下で登山されるようお願いします。

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(雪に覆われた奥岳。画面中央が宮之浦岳で標高は約1,936m)


今にも歩き出しそうな不思議なキノコ、ツチグリ

本日14:00の白谷雲水峡の気温は約4℃で、雨時々くもりの天気となっています。
苔むす森付近からは積雪がありますので御注意下さい。

白谷雲水峡で観られるキノコの多くは、気温と湿度が高くなる夏から秋にかけてよく観られます。
気温の低い今の時期ではキノコの数もぐっと少なくなります。
ですが、この寒さの中でも活動するキノコもおり「ツチグリ」と呼ばれるキノコもその一つです。
胞子の入った袋と固い外皮を持ち、てるてる坊主のような姿をしています。
湿度により外皮が開閉する構造になっており、今日のような雨の日には外皮が開ききって足が生えたようにも見えるので、今にも歩き出しそうな印象です。

ツチグリ1

ツチグリ2

ツチグリ3
(歩道の脇などにひっそりと佇んでいます。)


スギに似た姿を持つシダ植物、トウゲシバ

本日15:00の白谷雲水峡の気温は約9℃で、晴れ時々くもりの天気となっています。
寒波により深く積もっていた雪も、白谷雲水峡ではそのほとんどが解け、歩道脇に少し残っている程度です。
明日は雨の天気予報となっていますので、引き続き天候には御注意下さい。

シダ植物の中ではゼンマイやワラビなどが有名ですが、独特な姿を持つものもたくさんいます。
中でもトウゲシバと呼ばれるシダ植物は、スギの幼苗によく似ており、コケの中に紛れると見分けがつきません。
シダ植物なので胞子を持つ時期には、白い半月状の胞子嚢をびっしりとつけています。

トウゲシバ
(白く見えるのが胞子嚢です。)

トウゲシバ2
(胞子嚢がなく小さいものはいよいよ見分けるのが難しくなってきます。)