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泡に守られすくすく育つ、アワフキムシの幼虫

白谷雲水峡でも蒸し暑さを感じられるようになってきました。暑い夏も少しずつ近づいてきているようです。

気温の上昇と共に虫たちも活発になり、その多種多様な生態は驚かされるばかりです。
アワフキムシと呼ばれる虫は幼虫と成虫で大きく姿が異なります。
空を飛べない幼虫時代では、自らのおしっこを泡立ててその中に隠れるという荒業で身を守ります。
この泡は多少の雨風ではビクともしないので、雨の多い屋久島でも有効なようです。

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(このような泡があちこちで観られます。)

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(たまに巣の外に出ている個体も観られます。中央の赤と黒の虫がアワフキムシの幼虫。)