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落葉樹に葉を茂らせる半寄生植物、オオバヤドリギ

本日16:00の白谷雲水峡の気温は約7℃で、曇り時々小雨の天気となっています。

白谷雲水峡でよく見られる落葉樹の一つにヒメシャラが挙げられます。
落葉するので今の時期は葉のついていないものしか見られませんが、なぜか葉をつけたヒメシャラをいくつか見かけます。
これはヒメシャラがつけた葉ではなく、オオバヤドリギという寄生する植物によるものです。
オオバヤドリギは自らも葉を持つ「半寄生植物」であるため、宿主の木が落葉した後でもオオバヤドリギ自身の葉が残ります。

オオバヤドリギ
(落葉したヒメシャラに寄生するオオバヤドリギ。)

オオバヤドリギの実
(オレンジ色の丸いものがオオバヤドリギの実になります。)