2014年12月03日
本日14:00の白谷雲水峡の気温は約10℃で、天候は晴れとなっています。
白谷雲水峡にも様々な渡り鳥たちが訪れます。
最近では冬鳥であるシロハラが白谷雲水峡でも見られるようになりました。
木の実から地上の虫まで幅広くえさを探し、飛び立つ際にはツィーッ!と鳴くので良く目立ちます。
そのまま屋久島で越冬するので冬の間は里でも山でも良く見かけます。
2014年11月27日
本日14:30の白谷雲水峡の気温は約13℃で、天候は曇りとなっています。
すっかり寒くなり管理棟前にあるヤクシマオナガカエデの葉も大半が落葉しました。
冬の景色へと移り行く中で、サツキやサクラツツジが季節はずれの花をつけているものがあります。
これは狂い咲きと呼ばれ、ここ数日暖かい日が続いたために花芽が刺激を受けて開花したものと思われます。
狂い咲きは「帰り花」とも呼ばれ、冬の季語としても登場します。
2014年11月21日
本日15:00の白谷雲水峡の気温は約13℃で、朝から小雨がしとしとと降り続ける天気となっています。
標高約620mに位置する白谷雲水峡の管理棟では、里よりも一足早くストーブが活躍する季節となりました。
冬が近づくにつれ山の植物達も様々な形で種子を残し、後の世代へと命をつないでいます。
針葉樹であるヒノキも丸々とした球果をたわわに実らせており、 少しばかり枝が重そうです。
聞きなれない球果という言葉ですが、いわゆるマツ科の「松ぼっくり」がこれにあたります。
2014年11月12日
屋久島レクリエーションの森保護管理協議会では、支援協定を結んでいるアサヒビール(株)と地元の関係機関の皆さんとで、屋久島自然休養林(白谷雲水峡とヤクスギランド)内における清掃等ボランティア活動を平成20年度から毎年実施しています。
前年屋久島世界自然遺産登録20周年を記念し一般公募したところ、多くの方のご参加を頂きましたが、それがご縁で、本年も一般の方8名のご参加を頂きました。本年は11月8日(土)白谷雲水峡でアサヒビール15名、屋久島森林管理署等関係機関32名、総勢55名のご参加を頂きました。今回の活動内容は、午前中白谷管理棟周辺の看板、東屋、ガードレールの苔落とし、看板の補修、不要となった棒たわしの柄を使った杖造り等を行い、午後からは森に入って木道・手摺りの苔落としや石道の清掃を6班に分担して行いました。当日は、小雨の中での作業でしたが、この時期にしては作業に適した気温(15度)で、園内入口の看板等や森の中の木道と手摺りが見違えるように綺麗になりました。参加者の皆さんありがとうございました。
(気持ちよくお客様を迎えるためガードレールの清掃も行いました)
2014年10月31日
本日13:00の白谷雲水峡の気温は約20℃で天候は曇りとなっています。
チョウやトンボなどの虫たちは、幼虫と成虫でその姿が大きく異なります。
アカスジキンカメムシも幼虫の一時期にはテントウムシのような丸みを帯びた姿をしています。
メタリックな外皮に笑みを浮かべたような白い模様が入っており、独特な雰囲気を醸し出しています。
さらに成長を重ねるとカメムシらしい角ばった姿へと変化します。