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今にも歩き出しそうな不思議なキノコ、ツチグリ

本日14:00の白谷雲水峡の気温は約4℃で、雨時々くもりの天気となっています。
苔むす森付近からは積雪がありますので御注意下さい。

白谷雲水峡で観られるキノコの多くは、気温と湿度が高くなる夏から秋にかけてよく観られます。
気温の低い今の時期ではキノコの数もぐっと少なくなります。
ですが、この寒さの中でも活動するキノコもおり「ツチグリ」と呼ばれるキノコもその一つです。
胞子の入った袋と固い外皮を持ち、てるてる坊主のような姿をしています。
湿度により外皮が開閉する構造になっており、今日のような雨の日には外皮が開ききって足が生えたようにも見えるので、今にも歩き出しそうな印象です。

ツチグリ1

ツチグリ2

ツチグリ3
(歩道の脇などにひっそりと佇んでいます。)