2015年12月19日
本日13:30の白谷雲水峡の気温は約8℃で、晴れ時々曇りの天気となっています。
白谷雲水峡の入口には「白谷雲水峡」と大きく書かれた木製の看板がありますが、その下には白谷雲水峡の由来を記した石碑がひっそりと佇んでいます。
その石碑にはこのように書かれています。
この地 白谷は雨多く
天然の樹木 樹海となって 広がる
時に樹層をぬって 白雲湧き出で
屋久杉、樅、栂の巨木をおおいて
その梢 天をついて見ゆ
ほとばしる清水
谷にいでて渓流となり
ところに静寂のよどみを造る
時に岩を食む清流は
白玉を散らす
げにここは 雲と、水と、樹の地なり
誰言うことなく、「白谷雲水峡」と呼ぶ
自然休養林指定 昭和四十九年三月二十九日
あまり目立たずスルーされることも多い石碑ですが、先日掃除と文字の塗り直しをしましたので、とても読みやすくなっております。
先人達の残された白谷雲水峡の由来を想いながら、登山されてみてはいかがでしょうか?