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湿度差で姿を変える不思議なキノコ、ツチグリ

本日14:00の白谷雲水峡の気温は約10℃で、午前中は曇り時々小雨、午後からは曇りと晴れを繰り返す変わりやすいお天気となっています。

木陰などにひっそりと生え、あまり動かないイメージのキノコですが、種類によっては一晩で溶けてなくなったり、夜中に光ったりとアグレッシブな変化をするキノコもあります。
白谷雲水峡で見られるツチグリも、湿った時には胞子を出しやすくするため外皮が開きますが、乾燥した時には逆に外皮が閉じるため、とても同じキノコには見えません。

湿ったときのツチグリ
(湿ったときのツチグリ。袋に雨粒が当たると頭頂部の穴から胞子が噴出します。)

乾燥したときのツチグリ
(乾燥したときのツチグリ。固い外皮で胞子を守っています。)