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丸い球果を実らせる、ヒノキ

本日15:00の白谷雲水峡の気温は約13℃で、朝から小雨がしとしとと降り続ける天気となっています。

標高約620mに位置する白谷雲水峡の管理棟では、里よりも一足早くストーブが活躍する季節となりました。
冬が近づくにつれ山の植物達も様々な形で種子を残し、後の世代へと命をつないでいます。 
針葉樹であるヒノキも丸々とした球果をたわわに実らせており、 少しばかり枝が重そうです。
聞きなれない球果という言葉ですが、いわゆるマツ科の「松ぼっくり」がこれにあたります。

ヒノキの球果
ヒノキの球果(未成熟)
(熟す前は若々しい薄緑色ですが、熟すと茶褐色になります。)

落ちたヒノキの球果ヒノキ
(木の下には落ちた球果が見られ、種子を出したものとそうでないものがあります。)