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森の中の忍者、テイカカズラ

白谷雲水峡を歩いていると手裏剣のような形をした白い花が落ちているのをよく見かけます。
しかしそこで上を見上げてもそのような花をつけた植物は簡単には見つかりません。
この不思議な花の正体はテイカカズラと呼ばれるつる植物で、本州・四国・九州と広く分布しています。
茎が非常に長く伸び他の植物に巻きついてかなり高い位置に花をつけるため、その姿はなかなかお目にかかれません。

teikakaaura1

teikakazura2

(飛流歩道にあるアカガシに巻きついているものは比較的観賞しやすいです)