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貴重な日中におけるヒメハルゼミの羽化

白谷雲水峡でもセミが鳴き始め、本格的な夏の到来を予感させてくれます。
現在白谷雲水峡でよく聞かれる「ジーオ、ジーオ・・・」という鳴き声の主はヒメハルゼミと呼ばれる小型のセミです。 
このセミは一匹が鳴き始めると周りのセミも同調して合唱するという習性を持っています。
通常セミの羽化は夜間に行われますが、屋久島のような暗く深い森では昼間でも羽化する個体がまれに見られます。 

himeharuzemi 


今日のヤクスギランド

■ 天候 雨 ■ 気温 21℃ (9:30現在)

空を見上げると所々青空がのぞいていますが大変曇の流れが早く、強い雨が降ったり止んだり時折突風も吹いたりしています。

散策される際は十分に気をつけてください。

 


森の中の忍者、テイカカズラ

白谷雲水峡を歩いていると手裏剣のような形をした白い花が落ちているのをよく見かけます。
しかしそこで上を見上げてもそのような花をつけた植物は簡単には見つかりません。
この不思議な花の正体はテイカカズラと呼ばれるつる植物で、本州・四国・九州と広く分布しています。
茎が非常に長く伸び他の植物に巻きついてかなり高い位置に花をつけるため、その姿はなかなかお目にかかれません。

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(飛流歩道にあるアカガシに巻きついているものは比較的観賞しやすいです)

 


山道を舞う、イシガケチョウ

現在、白谷雲水峡入口付近ではひらひらと舞う白い蝶がよく見られます。
この蝶はその模様からイシガケチョウ(石崖蝶)またはイシガキチョウ(石垣蝶)と呼ばれています。
普通の蝶はとまる際に翅をたたむことが多いのですが、このイシガケチョウはとまった時でも翅をあまりたたまないので、その美しい模様をじっくり観察することができます。

isigaketyou 


山の散策時には頭上にもご注意ください

連日の雨と風による影響で白谷雲水峡にある二代大杉手前の沢付近に太さ65cmほどの落木がありました。
通行人のいない時であった為ケガなどの事故はありませんでしたが、自然の持つ恐ろしい側面を再認識致しました。
 屋久島自然休養林では森林の自然な状態をできるだけ保持するよう整備しておりますので、滑落・転倒・枯れ枝の落下などの危険があります。
頭上や足下には十分に御注意して散策して下さい。 

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(ヒトツバなどの着生が見られます)