2012年09月18日
白谷雲水峡の動植物たちをよく観察してみるとその多様性に驚かされます。
中でもカクレミノと呼ばれる植物は切れ込みの全く無い葉や3~5に裂けるものがあり、同じ枝から生えているものでもその姿は様々です。
白谷雲水峡入口のトイレ付近では花をつけたカクレミノを観賞することができますが、かぶれる成分が含まれていますので肌の弱い方は触れないようにお願いします。
(周辺には変色し落葉したものもあるので葉の違いをよく観察することができます)
2012年09月07日
本日は二十四節季の白露(はくろ)に当たります。気温が下がり露ができ始めることからこの様に呼ばれるそうです。
白谷雲水峡でも、ここ一週間の平均気温が約22℃と過ごし易い日々が続いています。
太鼓岩からは力強い生命力溢れる濃緑の木々たちの姿を一望できます。
2012年09月04日
9月に入り白谷雲水峡も暑さが和らいできました。
このような気候の中、入口付近にあるカナクギノキの実も赤く色づき、秋の気配を感じさせてくれます。
和名の由来は木が成長すると樹皮がまだらに剥がれ落ち、その模様を鹿の子(カノコ)の体毛に見立てた為この様に呼ばれるそうです。
2012年08月16日
白谷雲水峡の楠川歩道を歩いていると、深い苔に守られるように咲いている小さな白い花を見かけることがあります。
これはヤクシマヒメアリドオシランと呼ばれる植物で、花の純白と苔のエメラルドグリーンとの対比がとても美しいです。
また、準絶滅危惧種に認定されている貴重な植物なので、見かけても持ち帰らないようにお願いします。
2012年08月09日
白谷雲水峡入口にある白谷川のほとりをよく見てみると、ごく小さな白い花が咲いています。
これはコケトウバナと呼ばれるシソ科の植物で花の大きさは5mmほどしかありません。
山ではこのような小さな木々が静かに暮らしていますので、歩道の外には立ち入らないようにお願いします。